彩の国いきがい大学(16)(17)(18)口腔の健康ほか

9月28日

午前は、口腔の健康から全身の健康へ(埼玉県立大学教授 高久悟氏)

口腔内の細菌は睡眠中に爆発的に増え、起床直後の口腔内には「大便10グラム量以上の細菌」がいる!!

例えがすご過ぎますが、こう言われると、どんなに眠くて必ず歯を磨こうと思いますよね。

歯周病は単に歯を失うというだけでなく、その原因である歯垢の中の細菌が血液から全身をめぐり、臓器や器官に進入し、病気を引き起こす可能性があります。

午後は、ボッチャ体験(埼玉県ボッチャ協会 山田幸司氏ほか)

ボッチャは重度脳性麻痺者、もしくは同程度の四肢重度機能障害者のためにヨーロッパで考案されたスポーツです。パラリンピックの公式種目となっており、全世界で40カ国以上に普及しています。

競技に使われるボールは硬質の素材で出来ていますが表面は柔らかで、ふつうのボールほど転がらず、また弾みません。

埼玉県ボッチャ協会のみなさんに、ルールを説明してもらい、みなで体験しました。

単に楽しんで終わりではいけません。障害者への理解を深めるきっかけとしたいものです。

10月5日

午前は、団体活動とリーダーの役割(城西大学講師 黒沢岳博氏)

ご自身のボーイスカウトなどのご経験をまじえてお話いただきました。

また、後藤新平の「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そしてむくいを求めぬよう」ということばの紹介がありました。

超高齢化社会を迎え、共助の大切さが見直される今、元気なうちはお世話をし、動けなくなったらお世話になってもいいように思うのですが・・・。

むくいとは、富や名声だけではありません。人との交流から得られる喜び、役割を果たして得られるやりがいも、大きなむくいです。人は神ではないので、報いなくして生きられません。

真の意味での共助とは、どういうものか?

ひとりひとりが考えていかなければならないと思いました。

午後は、口腔ケアの実践(埼玉県立大学講師 田野ルミ氏)

歯間部(歯と歯の間)のプラーク除去率は、歯ブラシのみだと61パーセントですが、歯ブラシにデンタルフロスを加えると79パーセントになるそうです。

前回の高久先生のお話同様、就寝前の歯磨きが大切であること、10分ぐらいかけてしっかり磨くようにとのことでした。

最後に、いただいた図解入りの資料を見ながら皆で、健口(けんこう)体操をやってみました。

簡単そうでも体操を毎日実践するのは難しいもの。よく喋る、よく噛むで、体操のかわりにならないでしょうか・・・(笑)。

10月12日

欠席しました。
カリキュラムによると、午前は「食事と栄養(栄養士 宮武佐治子氏)」午後は「コミュニケーション力・聞く力(NHK放送研修センター 風見雅章氏)」となっています。

美味しいものを食べられる幸せ

10月5日のランチは、4人で龍香(ロンシャン)へ行き、イチオシ料理がいっぺんに味わえる『担々麺セット(1100円)』をいただきました。

ちょっと辛くて、スープは全部飲み干せませんでしたが、とても美味しかったです。次は、海老麺を食べに行きたいな。

イチオシ料理がいっぺんに味わえるランチ『担々麺セット』

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