秋の夜長に、ゆったり読書
文 福島正伸
写真 野寺治孝
https://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=2238
出版社:玄光社
発刊:2011年11月18日
ISBN :978-4-7683-0353-5
こういうタイトルは自己啓発本のような匂いがするので苦手です。普通なら読もうと思いませんが、野寺先生の写真を見たかったので図書館で借りました。
野寺先生が高校に入学する息子さんへのプレゼントとして、福島さんの言葉に自分の写真を添えて世界に1冊の本を作ったのが出版のきかっけとなったそうです。
わたしも先入観を持たずに素直に読んでみることにしました。
人は誰かを幸せにするために生まれてきた
人は幸せを感じるために生まれたのだと思っていましたが、さらに一歩進めて、誰かを幸せにするためにというのは正にその通りですね。
死の床で、幸せだったと言いたいし、幸せだったと言われたい。野寺先生が撮られた新郎新婦の写真が添えられています。
仕事があるだけで幸せ 家族がいるだけで幸せ 生きているだけで幸せ
この言葉には「幸せは探し求めるのではなく、いま幸せであることに気づくこと」という福島さんによるコメントが書き加えられています。
そして、野寺先生の、みずみずしい林檎の写真が載っています。
頑張るとは楽しむこと
やればやるほど楽しくなるというコメント。そして、麦わら帽子をかぶり虫取り網を持った少年ふたりの写真。元気が出ます!
わたしの勝手な基準
★ オススメしない
★★ 図書館で借りよう
★★★ 手元に置きたい