遊美塾東京第1回 心の目で見て、表現者になれ

遊美塾第1回は新橋で行われました。講座の内容をまとめてみました。

発見する

心の目で見る

「わたしを見て」と言っているような目立つものだけを被写体にするのではなく、想像力を働かせて心の目で自分だけのものを発見しよう。発見がなければ、人と同じ写真しか撮れない。

カメラ越しの目とは

レンズを通した世界はけっして狭いわけではなく、見たいところだけが見えている。全てを見るのではなく、自分の見たいところを見よう。

伝えるためには、どう撮るか

考えよう

発見したら、次はそれを伝えるためにはどう撮ればよいかを考え、工夫しよう。撮影者ではなく、表現者になろう。

フレーミングがすべて

一番大切なのはフレーミング。最初からフレーミングを意識して撮ろう。切る勇気を持ち、どこを空けるかを考える。

実践しよう!

今回は外へ出て実際に撮影する時間もありました。お話を聞いて頭で理解するだけでは撮れません。

感情を撮り分ける

課題は、楽しそうなものと寂しそうなもの。

街スナップは宝探しだといつも思っていますが、いざテーマを与えられ短時間でそれを探すとなると難しい。

ビルの隙間に置かれた何だか分からないものが2つ。写り込みで3つ半に増えています。わい、わい、わぁ〜いって感じに見えるかな・・・? タイトルは「おしゃべり」(笑)。

おしゃべり

たったひとり。どこへ行けばいいんだろう。

ひとり

あなた誰? 自分の中のもう一人の自分。いつもは被写体を真ん中に置いてシンメトリーにしますが、フレーミングを意識して、ちょっとずらしてみました。素敵な女性ですが、顔が見えると、そちらに視線がいってしまうので、ごめんなさい切らせてもらいました。

もうひとり

演出とは味付け

フレーミングと同時に、味付けが大事。造花を使って、さみしい感じ、楽しそうな感じ、安心している感じを撮り分ける練習もありました。うまく撮れなかったので写真はなしです(^^;

最後にスマホを使って、特徴を知って欠点を長所にするという話もありました。スマホは広角レンズなので画面の端が歪む。顔を撮るときは注意が必要だが、ローアングルで撮れば足が長く見える(笑)。

まとめ

写真は、発見し、撮って、作って、見せるもの。作るとは、撮影後にデジタル処理をすること。身近な街のなにげないものを、自分だけのアートにしよう。

心豊かに想像し、頭をしっかり働かせ、これから1年かけて学んでいきたいと思います。

遊美塾

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