日芸で大人の写真塾 その1 光と構図で写真は変わる

日芸大人の写真塾

日大芸術学部写真学科のリカレント教室に行ってきました。

銀塩、デジタルそれぞれ15名の募集に対して、銀塩3名、デジタル4名の参加でした。ご指導くださった先生方は6名。という贅沢な教室となりました。

写真学科では初めてのリカレント教室ということで、試行錯誤の面もあったようですが、わかりやすい講義とスタジオでのライティング撮影とプリントという盛りだくさんの内容をご親切にご指導いただきました。

かなりの部分が自動化された現在のカメラでもできないこと、それは構図とライティング(光の扱い)。今回の勉強のテーマは、この2点です。

まず、1時間ほど、レンズの基本についてお話がありました。広角レンズと望遠レンズは画角が違うだけでなく、広角レンズでは遠近感が誇張され、望遠レンズでは圧縮によって背景の写り方が変わります。このことは知ってはいましたが、その特徴を意識して撮影していたかというと甚だ疑問です。

次にスタジオに移動し、5つの光源を使ったストロボで参加者同士がお互いを撮影。さらに、LDEライトでの小物撮影をひとりずつご指導いただき、ライティングの大切さを実体験しました。

それをふまえて、午後の講義では、光の方向や角度による違い、被写体の素材が何であるかによって当てる光が異なること、レフ板やトレーシングペーパーによる反射や拡散による効果などについてお話がありました。これは外での自然光にも共通することで、写真は光の扱いかた、自分自身の光に対する感受性が大切だと痛感しました。

そのあとは、午前中に撮ってもらった自分自身の写真や小物を撮影した写真をPhotohsopでちょっとだけ補正して、いよいよプリントです。写真学科ってどんなパソコンやプリンターを使っているんだろうと興味津々。パソコンはMac、プリンターはエプソンの顔料系の5V。MacとEpson!わが家と同じです(笑)。自分で持っていったデータも含めて、A4を11枚、A3ノビを2枚プリントしました。

A3ノビは、ピクトリコのシルバーなんとかという用紙にプリントしましたが、1枚はプリントの際の擦れがあり、もう1枚には小さな黒い点が付いてしまい、秋の作品展に出そうかと思いましたダメでした。残念ではありますが、プリントの際は細心の注意が必要だとわかったことは、今日の成果です。

最後に構図の話がありました。撮影者の意図を明確に表現するためには構図が重要であること、また構図による視線の誘導が見る人の印象をコントロールすることが理解できました。

ライティング(光の扱い方)と構図で写真は変わる!
これからは、もうすこし頭を使って撮ってみようと思います(^^)。

日芸大人の写真塾
日芸大人の写真塾
正門から教室まで案内がた〜くさん貼ってあったので、迷子にならずにすみました。
日芸
日曜日なので、学生さんには全く会いません。もちろん食堂もおやすみ。

大人の写真塾 その2

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