この日は、第一回目の校外学習で、越谷市にある「公立学校法人 埼玉県立大学」へ行きました。
「日常生活支援」について
午前中は、准教授 臼倉京子先生の講義です。
社会参加と介護予防の関係
- スポーツ組織参加割合が高い地域ほど、転倒のリスクが低い
- 趣味の会参加割合が高い地域ほど、うつのリスクが低い
- ボランティア等の地域組織参加割合が高い地域ほど、認知症のリスクが低い
という調査結果があるそうです。
やはり、仲間や地域とのつながりが大切ということですね。
ヒューマン実習室で福祉機器を実際に触って体験
道具や環境を整えれば、心身の機能が低下しても日常生活を営むことができることが分かりました。
要支援、要介護認定を受ければ福祉用具の貸与や購入に補助がありますが、事前に手すりなどを付けて準備をしておこうとすると、それは自費となります。
歳をとると医療費だけでなく、そういったものにもお金がかかることを改めて痛感しました。
骨粗鬆症予防と転倒防止のために、骨密度検査と体力測定
そして午後は、教授 藤縄理先生によるオリエンテーリングのあと、骨密度の検査や体力測定が行われました。
運動不足のわたしには、けっこうハードです。
年齢より劣っていると困るのでいい結果を出したいところですが、あまり無理をして怪我をしては元も子のないので、ほどほどに頑張りました(笑)。
昼休みに、校内見学をしました
平成11年4月に開学。その年の施設部門において「グッドデザイン金賞」を受賞したオシャレでモダンな建物です。
緑化された屋上を歩いて見学に向かいます。
あちこちにアート作品があります。
望月菊磨作 共生
みんなでのぞいているところです。
みんなが面白そうにタッチしているのは、
宮島達男作 Changing Self / Changing Time
そして、見上げれば・・・
おまけに、自撮り(笑)。
体力測定の結果は
12月7日、藤縄先生が講義の際にお話くださるようです。