2016年7月 飛鳥新社
この本は西本さんが撮った写真に、西本さんご自身の熊本弁の言葉が添えられています。
西本喜美子さんが写真を始めたのは72歳の時です。現在89歳。
読み進むうちに、あっ、これは西本さんが被写体に話しかけているんだと気付きました。
石ころと友達になった
葉っぱとも友達になった
いろんなものと友達になったひとりじゃなくなった
ただなんとなく撮る。
上手な写真を撮ろうとする。
そんなことはやめて、被写体に話しかけ、ただひたすら向き合ってみよう。
そんなことを思わせてくれる本でした。