風景写真出版主催、昭和記念公園撮影会に当選

風景写真出版主催、吉住志穂さんの「可憐な花撮影術」撮影会で昭和記念公園に行ってきました。

参加費無料。そのうえ入園料もパークトレイン乗車料も出していただき、オリンパスの最上位機種(カメラOLYMPUS OM-D E-M1 Mark ll  レンズ・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)を貸してもらい、撮影後は吉住先生のうっとりするような美しい写真を見せていただきながらの講義まであるという至れり尽くせりの撮影会でした。

最近は街歩きしながらの手軽なスナップしか撮らず、花を真面目に撮るのは1年ぶり。ちょうど去年の今頃、同じ昭和記念公園で苦戦したことを思い出しました。吉住先生の撮影会は1年半ぶり。

吉住先生の話を聞き、同じ場所から撮ろうとしてもできません。そんなわたしを可哀想に思った蝶とハナアブが助けにきてくれました(笑)。

背景のネモフィラと同じ青い色のアゲハチョウ。花と昆虫の命の共演です。

昭和記念公園

大好きなカモミールにハナアブがやってきました。

昭和記念公園

吉住先生からは、どう撮りたいかというイメージを持ち、出会った時の気持ちを大切にして、被写体を擬人化し、心を感じる写真を撮ろうというお話がありました。

使ったレンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 です。アゲハチョウは、ちょっと気持ちが悪いほど鮮明に写っています。吉住先生はマクロより、この望遠レンズを多用しているそうです。欠点は重いことかな、わたしにとっては。

次にポピー畑へ移動し、顔を出した青空を背景に広角レンズで撮りました。

昭和記念公園

撮影の際に、まず見るのは光。太陽の位置を確認して、光に沿って花を探すこと。空を青く撮りたいので順光で。高い位置が一番青いそうです。花にはトップから光が当たっているので逆光になり、シベが透けて見えています。

今回は挑戦できませんでしたが、花をものとして見るのではなく、そこに心を重ね、寂しい気持ちや凜とした感じ、終焉の美しさも表現しようというお話がありました。

引いて被写体を小さくしたり、花の向く方向を切り詰めたり、シルエットにしたりなど、バリエーション豊かに、時には思い切って変化をつけて冒険してみるのもよいそうです。

自然は本当に素晴らしい。それを素直に感じる心を持ちたいものです。

吉住先生から伺ったお話は、花撮影に限らず、生き物を撮るときも、街スナップするときにも当てはまります。カメラはコミュニケーションツールといいますが、自分の心を表現するツールでもあると思いました。

昭和記念公園

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