文房堂アートスクール特別講座
神保町にある画材店「文房堂」で、安達ロベルトさんの撮影講座が開かれました。テーマは「町並みを撮影しよう」。
この撮影会はロベルトさんのFacebookで知ったので、文房堂さんへ行くのは初めて。画材店だということすら知らず、神保町ですから書店かなと思っていました。ごめんなさい(^^;
由緒のありそうな建物です。あとで調べたら、創業明治20年(1887年)だそうです。
画材店である文房堂のアートスクールではデッサンや水彩画などの講座が開かれていますが、今回は特別講座として安達ロベルトさんの撮影会が行われました。
参加者4名という贅沢なものでした。
心に留めておくこと
今回の撮影で心に留めておくことを2つ、お話いただきました。
光を注意してみること
どの方向からの光なのか、どんな色の光なのか、どのくらいの強さの光なのかを注意して見るように。
情報をできるだけ削る
何を見たかではなく、どう見たかが大切。
やっぱり自分らしく、好きなもを撮るしかないのかも・・・
教えてもらったことを実践しようとしたのですが、わたしはどうしても面白そうなものに目がいってしまいます。
光を見つけ、情報の安全地帯から出ようとしたのですが、気に入ったものが撮れません。
講評会では参加者が少なかったので、ひとり10枚以上の写真を出し、見ていただきました。他の参加者は上手に光を捉え、提出した複数枚の写真に統一感がありました。わたしの写真は支離滅裂です。
先生には、好奇心を持って、思いのままに撮るのもよいと言っていただきました(^^;
わたしはやはり、その場所がわかる写真を撮りたくなります。情報は残しておきたくなります。そう感じるのはどうしようものないことです。
ならば、これからは「何を見たか」だけでなく、「どう見えたか」を意識してシャッターを押すようにしようと思います。
居直って、好きを進もう!!
安達ロベルトさんの講評は、そう思わせてくれました。
神保町すずらん通りなので、すずらんを撮りました。まんまです(笑)。
10年ぶりに改訂新版が出た広辞苑。神保町といえば本ですから、やっぱりこれを撮らないと(笑)。
一番気に入っているのは、これです。
このビルは東京堂さんではありません。東京堂の向かいのビルです。窓に東京堂が写り込んでいます。ぴったり窓にはまるように、立ち位置をあれこれ変えて撮りました。
街スナップでは、映り込みを探すのが大好きです。
窓への映り込みは、こんな感じです。ビルの上の方ですから、見上げて撮ると水平垂直には撮れません。パソコンで修正しました。ロベルトさんは、トリミングなどの撮影後の処理もありだとおっしゃっていました。
神保町は、ず〜っと昔、学生時代を過ごした街です。懐かしく楽しく、そして美味しい時間を過ごしました。