前回のさいたま国際芸術祭では、巨大な寝転がる「さいたまビジネスマン」が印象的でした。あれからもうすぐ4年が経ち、来年は2回目の開催です。それに先立ちすでに様々なプログラムが実施されています。
今年3月には、鉄道博物館で菊地良太さんによるワークショップに参加しました。
そして、今回、旧大宮図書館で開かれたのは浅見俊哉さんによる<写真力アップ講座-写真でメッセージを伝えよう!>というプログラムです。
写真の基本である絞り・シャッタースピード・ISO感度、さらにホワイトバランス、カメラポジションやアングルについて丁寧なお話がありました。
知識としては分かっていても、それが自分の写真に活かされているかというと、はなはだ疑問です。被写体と出会った時の自分の想いをきちんと伝えるには、カメラの知識なくしはできません。
基本を思い出し、カメラが自分の体の一部となって、心の目がみたものを写せるようになりたいと、今回のワークショップに参加して改めて思いました。
旧大宮図書館の屋上の水たまり。
写真を趣味にして一番のよかったことは、カメラを持っていなかったら気づかないであろう景色に出会えることです。