エプサイトのセミナーに参加して、手軽な木製パネルを作ってきました

丸の内に移転したエプサイトで開かれたセミナーに参加して、自分の写真を木製パネルにしました。

木製パネル作成

最初に用紙選びの大切さについてお話がありました。持参した自分の写真データを光沢系とマット系の両方の用紙にプリントし、違いを確認して、適したほうをパネルにします。

本来は同じ1つのデータを2枚の用紙にプリントして比較するわけですが、いろいろ試したかったので、わたしは2枚の用紙に別々の写真をプリントしました。すみません。

まず、先日豪徳寺で撮った写真を光沢系の用紙にプリントすることにしました。光沢系には、クリスピアと絹目があります。あまり使ったことのない絹目にしました。

使用するプリンターは、EP-10VAです。エプソンのソフトPrint Layoutを使います。もちろんフチなしです。細かい設定は下の写真を参考にしてください。

木製パネル作成

続いて、マット系の用紙には、見沼グリーンセンターで撮ったリスの写真をプリントすることにしました。マット系は、フォトマット紙とVelvet Art Paperから選べます。めったに使うことのない高級なVelvet Art Paperに決めました。

2:3のアスペクト比で撮影してありますが、A4サイズのパネルなので少しトリミングが必要になります。Print Layoutは、画面上でダブルクリックして簡単にトリミグ可能です。

木製パネル作成

ちなみに、今回使用したプリンターEP-10VAは、6色インクです。

木製パネル作成

プリントの準備ができたので、いよいよパネル作成です。まず最初に、エプソンさんの方が実演してくれました。

パネルの周囲に水貼りテープをはります。テープの幅は38mm。水は、小さく切ったスポンジで付けました。パネルの長辺から貼っていきます。長辺より1cmぐらい長くしたものを用意し、短辺のほうに折り込みます。

ちなみに、短辺のほうはぴったりの長さにしたものを貼り付けます。

木製パネル作成

ボンドをヘラでしっかり伸ばしてつけます。注意点は3つ。薄く伸ばす。板の全部に塗られていなくてもよい。端まで塗らない(はみ出すので)。

木製パネル作成

写真の裏にもボンドを少しつけ、上からパネルをのせます。テーブルが白く、写真用紙の裏も白いので見にくいため、黒い紙を敷いています。ここが一番緊張します!

木製パネル作成

さて、いよいよ、自分の写真パネルの作成です。リスの写真をパネルにすることに決め、水貼りテープは濃い緑色にしました。

木製パネル作成

木枠の角にしっかり線をつけながら、中心からゆっくりと貼っていきます。右上のテープ量が少なくなってしまいましたが、ぎりぎりセーフ。初めてとしては、まずまずですね(笑)。剥がしてやり直すとかえって汚くなるので、やめましょう。

木製パネル作成

板にリスの写真を貼り付ける瞬間の写真はありませんが、まずまず成功と言っておきましょう(笑)。エプソンさんの方がやったように写真を下にしてパネルを上から乗せるのがいいのか・・・、パネルの上に写真を乗せるほうがいいのか・・・、これは人それぞれのような気もします。

それから、パネルの大きさとプリントの大きさが、共にA4とはいっても、じつは微妙に違っているようにも思います。

手作りですから、細かいことは気にしない(笑)。一番大切な側面は、結構きれいにできました\(^o^)/。

木製パネル作成

四隅にボンドが付いていないので、用紙が少し浮きますが問題ありません。剥がれないとのことですが、念のため家に帰ってから爪楊枝を使って木工用ボンドでとめました。

ご用意くださったボンドはしっかりと付きましたが、伸ばしにくく、わたしには作業がしにくいように感じました。スプレーのりでもよいというお話だったので、これも試してみる価値ありのような気がします。

和紙を使った水貼りパネルもとても気に入っていますが、セミナーに3回も参加したのに、家で1度もやったことがありません(笑)。難しくはありませんが、水がびちゃびちゃして、ちょっと大変そうだからです。それに顔料インクプリンターが必要だし、A4パネルを作るには側面を巻き込むためにA3にプリントしなけらばならないなど、ハードルが高めです。

その点、今回の木枠パネルにA4プリントを直接貼る方法は手軽です。Velvet Art Paperは1枚300円ほどするそうですが、和紙の風合いに近い感じとなりました。

最後に、参加者の皆さんのパネルを並べ、写真にふさわしい用紙選びについてもう一度お話がありました。

木製パネル作成

とても楽しかったので、来月の和綴じ製本のセミナーにも申し込みました。

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