GRIIIxで多重露光

朝食後に、パンを乗せた皿で遊んでみました。

イルミネーションを撮影する際に1枚だけピントを外して玉ボケにした多重露光を撮ったことはありますが、1枚だけ露出を変えた多重露光は撮ったことがありません。今回は、それを試してみました。

合成方法「平均」の場合

多重露光平均

明るく、EV0で撮ったほうの皿全体が浮かび上がりました。EV-1で撮った皿中央の果物の部分がうっすらとしています。

多重露光

逆に、皿全体をEV-1、中央の果物をEV0にすると…
なんと果物が大きく浮かび上がります。
ずいぶんと違った雰囲気に撮れることを初めて知りました。

多重露光

合成方法「加算」の場合

GRIIIxの多重露光には「平均」のほかに「加算」というものがあるので、こちらも試してみました。

多重露光加算

EV0で撮った皿全体が浮かび上がるのは「平均」と同じですが、加算ですから当然のことながら写真全体の露出が上がっています。

多重露光

逆に、皿全体をEV-1、中央の果物をEV0にすれば、「加算」でも「平均」と同じように果物部分が浮かび上がり、全体の露出も上がっています。

多重露光

頭の中がごちゃごちゃしてきましたが、2枚のうちのどちらかをくっきり浮かび上がらせたい場合は加算にしたうえで、1枚ずつ露出を変え、しかも露出オーバーにならないように調整するとよいということなのでしょうか…

Lightroomでもちょっと補正して、実りの秋にふさわしくフルーツいっぱいのお皿に仕上げてみました。

多重露光

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする