今年は日本工業大学のリカレント教育「シニアチャレンジ講座」に参加してみました

リカレント教育とは

去年は受講資格が60歳以上という「いきがい大学」に通いました。

そして今年は、55歳以上というリカレント教育に。違いはというと、去年は受講生全員が老人でしたが、今年はほとんどすべてが若者(笑)。「いきがい大学」は大学という名前が付いていますが、大学ではありません。今年は、本物の大学の公開講座に参加しています。

リカレント教育とは、一度社会に出た人が学び直すこと、つまり生涯学習です。募集は県が行なっています。

埼玉県ホームページ 大学の開放授業講座(リカレント教育)について
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/4-rikarento.html

日本工業大学で「メディア情報学」を受講

わたしが受講しているのは、日本工業大学の「メディア情報学」。期間は半年で、受講料は1万円です。

受講の理由は3つ。役所に勤めている時にリカレント教育のことを知り、どんなものなのだろうと興味があったから。近くの大学だから。そして、担当教授の石原先生のプロフィールに惹かれたからです。

石原先生は美大卒で、中之条ビエンナーレのアーティスト紹介には「写真メディアに心を動かされるのは、空間から平面に次元をひとつ下げて世界を保存しているからでしょう」とあります。作品を拝見したことはありませんが、写真の話を聞けたらいいなと思ったのが、受講の大きなきっかけになりました。

この講義は先進工学部情報メディア工学科の1年生を対象にした授業のようです。3回目の授業で課題が出されました。わたしは提出の必要はありません。出したら迷惑でしょう(笑)。課題はチャールズ・サンダース・パースの記号論についてです。記号論とは、はてさてなんでしょう、初めて聞きました。せっかくなので提出はしませんが少し勉強してみようと思い、隣の市の図書館で本を借りてきました。

記号論への招待

「インタラクション」をテーマにしたデザインや芸術とは?

日工大の教員紹介ページに、石原先生の研究室では「インタラクション」をテーマに、デザインや芸術分野の可能性を探っていると書かれています。

地下鉄の車窓映像を繋げた「interMetro」という作品をぜひ拝見したいものです。車窓といえば、一昨年(2016年)のさいたまトリエンナーレの大洲大作さんの「車窓をあつめる」や伊藤之一さんの「電車カメラ」を思い出します。石原先生の映像は、どんなものなのでしょう。

授業はまだ始まったばかりでメディアの変遷について勉強しているので、正直あまり面白くありませんが、ぼちぼち通ってみようと思います。

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