さいたまトリエンナーレのテーマは、未来の発見
さいたまトリエンナーレは、「未来の発見」をテーマに、国内外34組のアーティストが参加して、世界に開かれた創造と交流の現場をつくりだそうとする国際芸術祭です。12月11日まで、さいたま市の3カ所が会場となって開催されています。
▼さいたまトリエンナーレ開催概要
さいたまビジネスマン
武蔵浦和駅そば、西南さくら公園に展示されているオブジェ「さいたまビジネスマン」を見てきました。
説明によると、このオブジェは、
忙しい毎日を送る私たちに、豊かさとは、幸福とは何かを問いかけているそうです。
仕事中に、スーツのまま、ごろっと横になる心の余裕があれば、<karoshi>なんてなくなることでしょう。
係員の方に聞いたところ、作者は、高架からさいたまのビジネスマンの姿を見て、この像を創作しようと思ったそうです。
作者の国ラトビアって、どんなところ?
ラトビアの人たちは、どんな暮らしをしているの?
どうしてスーツにハエや蜘蛛がついているのかな?
鳥や蝶にしたほうがいいのでは?
さまざまな疑問が湧きますが、それこそがアートなのかもしれません。
そして、「花と緑の散歩道」には、なにやらトンネルようなベンチが。地元の人たちの憩いの場所にしてはインパクトがありすぎる色彩のようにも思えますが・・・。イメージカラーなのでしょうか?
感覚の洗濯
この同じ場所で7月には、ワークショップ「感覚の洗濯」が開催されていました。
公園で洗濯を行い、まちなかに万国旗のように干すことで祝祭的な「洗濯物の風景」を作り出すそうです。
▼「感覚の洗濯」とは
現代アートは、なかなか理解しがたいものですが、真のアートには分からないなりに心が動かされる何かがあるはずです。
アートの力によって心に変化が起きる時、それが未来の発見につながるのでしょう。
さて、あなたは何を感じるか???
百聞は一見に如かず!
8億を無駄にしないためにも、ぜひ、さいたま市へ。
会期は12月11日まで。