<読書>プログラミング教育 子どもの才能を引き出す最高の学び ★ 

本の紹介

http://www.asa21.com/book/b371696.html
出版社:あさ出版
著者:石嶋 洋平 【著】 安藤 昇 【監修】
発刊:2018/07/08
ISBN:9784866670768

シニアでも作れるScratchゲーム

scratch

この本を読もうと思ったきっかけは、地元の社会福祉協議会主催によるシニア対象のプログラミング講座に参加したことです。2020年から小学校で必修になるプログラミング学習で、子供たちをサポートできるボランティアを育てようという目的で始まりました。

プログラミングの知識や経験のある人たちが集まったわけではありません。まずScratchというビジュアルプログラミング言語を学ぶことになりました。テキストで記述するのではなく、視覚的なオブジェクトを組み合わせてプログラミングします。地元の大学の先生のご指導のもと、シニアでも5回の講座で各自ゲームが完成しました。

<わたしが作った英単語ゲーム>

ゲームを作ることが目的ではなく、あくまでもボランティアを目指しているわけですから、小学校でのプログラミング学習の意義について知りたいと思い、本を探していたところ書店に並んでいるのを見つけ、中身をよく見ないまま地元の図書館で借りました。

著者の石嶋洋平さんはフランチャイズ展開しているプログラミング教室「プロスタキッズ」の代表取締役です。プログラミング教育の重要性について書かれてはいますが、自分のスクールには小学校のプログラミング教育にはない多くのメリットがあるということを言いたい本でした。ということで、星1つです。

必須化されるプログラミング学習の教育効果はあるのか

大切なのは、不透明な未来に子供が自ら考えて問題を解決できる力を育てることです。プログラミング学習もその力をつけるための一つの方法であることは間違いありませんが、素人のシニアの目から見ても、授業内での展開の仕方、プログラミングができる教員の養成、ICT環境の整備など難しい問題が山積みのように思えます。

わたしの勝手な基準
★   オススメしない

★★  図書館で借りよう
★★★ 手元に置きたい

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