新宿エプサイトで和紙の木製パネルを作成
講師は、アワガミファクトリーの工藤多美子さん。
紙は、アワガミファクトリーの「楮 厚口」の白。
プリンターはSC-PX5V II 。
そして、プリント専用ソフトEPSON Print Layoutを使います。
豪華なラインナップです\(^o^)/。
問題は、わたしの写真が・・・なことです。
EPSON Print Layoutは、すぐれもの
今回の木製パネルはA4サイズです。パネルの厚さが2cmほどあり、この部分をどうするかが問題です。厚みを写真で包むと大切な写真が小さくなってしまいそうですが、EPSON Print Layoutのギャラリーラップという機能を使えば、そんな心配はいりません。
A3サイズの和紙に、A4サイズの画像と木製パネルの厚みの部分を含めた大きさの画像をプリントします。
厚みの部分には、おもて面の写真と鏡のような左右対象の画像がプリントされます。それが、端面処理「鏡像」です。
ご覧のような画像がプリントされます。上下左右、なんだかおかしな感じがすると思いますが、この部分でパネルの厚みを包みます。
さて、写真がプリント出来たら、トンボに沿って、余分な部分はカットします。
▼EPSON Print Layoutのギャラリーラップ▼
水張りします
まずは、パネルを拭いてアクを取り除きます。お顔が写っていませんが、工藤さんです。
水張りという方法です。水でいったん伸びた和紙が乾くと元に戻るという性質を使って、紙面のたるみを防ぎます。
かなりびしゃびしゃにします。顔料インクを使っているので、写真がにじむことは全くありません。このまま2、3分おきます。
いよいよパネルに貼ります。
染料インクは紙に染み込みますが、顔料インクは紙の表面にインクが乗っている状態です。そのため擦れには弱いので、気をつけながらガンタッカーで長辺から留めます。
両方の長辺を留めたら、いよいよ最大の難関、角の処理です。内側にちょっと入れ込みます。
角を立ち上げます。
きれいに出来ました。ここまで、すべて工藤さんが見せてくれたお手本です。
さて、いよいよ、自分の画像で作ります。ドキドキ・・・。
おかげさまで、大きな失敗はなく完成しました\(^o^)/。
あっ、完成品の写真を撮り忘れました(笑)。
ご興味のある方は、エプソンフォトセミナーへどうぞ。
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