目黒の自然教育園へ行ってきました。写真講座でもなく、まち歩き講座でもなく、今回は自然観察が目的の講座です。
久しぶりにマクロレンズを付けたオリンパスのカメラを持っていきました。カルチャースクールの講座は通常2時間ですが、今日は3時間。自然教育園は大好きな場所ですが、わが家からは遠く、たまにしか行かれません。そんなわけで、今日は少し早めに行って、講座の始まる前にも少しぶらぶらしたのでかなり歩き、くたくたになりました。
わたしは初めての参加でしたが、受講者が多く、先生の周りにたくさん人が集まってしまい植物がよく見えないこともありましたが、カメラを持っていたおかげで、てきとうに楽しみながらいろいろ撮ってきました。
よく見かけるホトトギスですが、マクロレンズで撮ると面白いことに気づきます。白く丸い水滴のようはものは蜜かと思いましたが、そうではなく虫を惹きつけるためのものだそうです。
先端についている白いのは花粉です。
実りの秋。赤い実があちこちに。
赤い実の中から黒いタネが。ゴンズイです。
えっ、どんな花なのだろう?
実際は、小さくて可憐なタデ科の花です。「あきのうなぎつかみ」という名前は、茎に細かい棘がありヌルヌルした鰻でもつかみやすいということからきたようです。
ナンバンギセル。自分では光合成をせず、ススキなどの根から養分を取る寄生植物です。
ナンガンギセルが枯れて種をつけたところ
たくさんの木の実が落ちていますが、
ということで、記念撮影のあとは戻すことに…
えっ、こんなところにカニ?カニのツメという名前のきのこです。
空中では、蜘蛛と枯れ葉が仲良くゆらゆら。
自然に浸っていると、上の方から何やら騒々しい音が…。夕方近くになると、自然教育園の上空にも飛行機が低空で頻繁に飛んできます。その昔、ひとは蝶や鳥を見て、自分も大空を飛んでみたいと思っていたのでしょう。