約100棟のビルが立ち並ぶ大手町・丸の内・有楽町エリアの地下にある、普段は目にすることにのないエネルギー製造プラントと供給配管ネットワーク、さらに巨大規模の機械式駐輪場を見学してきました。
地域冷暖房システムSUPER TUBEを見学
地域冷暖房とは、地下にある冷凍機で冷水を、ボイラーで蒸気をまとめて作り、トンネルを通じで複数のビルに供給し、冷暖房を行うシステムです。
見学の前に、ビデオを見ながらシステムの様々なメリットについて説明を受けました。
丸の内熱供給株式会社のホームページにも載っています。
http://www.marunetu.co.jp/whats.html
見学は安全のためヘルメットを着用します。
オアゾの貨物用エレベーターで地下4階へ。冷凍機です。
ボイラーです。
今の時期、ボイラーは稼働していないため炎を見ることは出来ませんでしたが、仕組みを説明していただきました。
冷水や蒸気は、地下鉄丸ノ内線のさらに下を通る地下トンネルで隣のビルへと届けられます。
いよいよ、地下トンネルを体験!!
触ると、火傷をするほど熱くはありませんが、蒸気の熱さを感じられました。
トンネルを抜け、ここは三菱信託銀行の地下です。ここでは冷水を作っています。システムは一括管理されているので、ほとんど人はいません。
手に持っているボールは、氷蓄熱システムのノジュールというものです。見学者も手に取り、冷たさを実感しました。
安全第一です。
役目を終えた水は戻ってきて、また冷やされます。
見学はここまで。各ビルが独自に冷暖房せず、地域でまとめて行われていることを初めて知り、驚きました。今回、子供の参加者はいませんでしたが、こういう施設こそ未来を担う子供たちに見せたいものです。
ヘルメット返却。大変お世話になりました。
地下機械式駐輪場を見学
SUPER TUBEの次は、大手町フィナンシャルシティ グランキューブの地下にある立体駐輪場サイクルツリーの見学です。
ガラス越しですが、見学できるようになっています。
SUPER TUBEにしろ、サイクルツリーにしろ、ふだん目にすることのない場所で素晴らしい仕事をしているシステムがあることを知り、貴重な体験になりました。
OPEN CITY MARUNOUCHIとは