身代神社(このしろじんじゃ)
宮代町の町名になっている神社です。
行ってみたいと思いつつ、はや何十年。急に思い立ち、1月4日、初詣に行くことにしました。
初めてなので町内循環バスを降りて、どこだろうと見回したら、道路に面していたのですぐに分かりました。
「まちしるべ」に書かれている地元の人が奉納したという庚申塔ですね。
手水も賽銭箱もありません。でも、ふたり、ではなく2体の狛犬がしっかり守っています。
倒れたり崩れたりした碑がいくつもありました。
「明治スカット」って・・・???
神社組織について知識がありませんが、管理する人がいないのでしょうか。
釣った魚を持ち帰ろうとすると「オイテケ、オイテケ」という声が聞こえるという池は、これでしょうかね。
正月なのにお参りする人もなく、町名にもなるほどの由緒ある神社であるにもかかわらず、とても寂れていました。神社なので町が管理するわけにもいかないのでしょう。
7月14日に祭礼があると書かれています。忘れなかったら、また訪れてみようと思います。
姫宮神社(ひめみやじんじゃ)
さて、宮代町という町名のもう一つの文字「宮」は、姫宮(ひめみや)神社からとったものです。
桓武天皇の孫にあたる美しい姫が旅の途中できれいな景色に見とれているうちに命を落とし、のちに高名な僧により作られた祠が神社の起りだそうです。
身代神社とは違い、姫宮神社には地元のたくさんの人が初詣に訪れます。わたしも何度も行きました。といっても、初詣の時だけです。この記事を書くために調べていたら、境内には桜の木があるようです。お姫様に思いを馳せながら、今年の春には桜を見に行こうと思います。
宮代町は、クレヨンしんちゃんで有名な春日部市の隣です。人気のホワイトタイガーがいる東武動物公園もあります。遊びに来てください。