体を温める葛と生姜たっぷりのスープ
美食プロディーサー小松美貴子さんに、地場野菜を使った体も心も美人になれる白のスープを教えていただきました。
今回のポイントは、炒め煮と葛粉です。小松先生のスープは、バターやコンソメなどは使いません。素材の旨みを生かした優しいスープです。
▼これまで参加したスープ塾▼
材料
白菜、えのき茸、干し椎茸、ホタテの缶詰、生のホタテ、そして生姜とニンニク少々。調味料はゴマ油、塩、薄口醤油、ふつうの醤油、白胡椒、そして葛粉です。
下ごしらえのポイント
えのき茸は洗わず、石づきを取ります。おが屑は、箸を使うと取り除きやすいそうです。1センチくらいに切っておきます。
白菜は繊維を切るように、横に細く切ります。
炒める
ごま油と水少々、生姜とニンニクのみじん切りを炒めます。いい香りがしてきます。
えのき茸は、美味しい出汁になります。今回のスープのポイントは「いため煮」です。
白菜を加え、塩を振って炒めます。
煮る
5〜7人分くらいなので水をは800cc。
干し椎茸と戻し汁を加え、最初は強火で、沸騰したら中火です。
ほぐしたホタテの水煮と調味料のみりん、塩、醤油を加えて、さらに煮ます。
とろみは葛粉で
牛乳を加えます。右の白い液体は水溶きの葛粉です。
片栗粉ではなく、少々高価ですが葛粉を使います。葛粉にはイソフラボンが含まれており、女性にはとてもよい食材です。
いったん火を強め、沸騰したら生のホタテを小さく刻んで入れます。ぐつぐつと湯気を立て、美味しそう〜\(^o^)/。
味見をしながら、塩と白胡椒で調整します。
いただきま〜す
今回もLaboさんのパンと一緒にいただきます。
サラダは、生のまま、繊維に沿って縦に切った白菜に、先生特製のゴマドレッシグをかけたものです。
漬物のイメージが強い白菜ですが、スープならたっぷりいただくことができます。みなさんも作ってくださいね。
小松先生、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。