安くて美味しいという評判を聞いてはいたものの、なかなか行く機会がなく、やっとです。うれしい。
カップルが一組、食事を終えて帰るところでした。ほかに客は、地元の人らしい中年女性がひとり。そのあと、やはり近所の人らしい中年女性がひとりで来店。さらに、常連さんが知り合いを連れて計5人でやってきたので、店はいっぱいになりました。
ときどき店の外から観光客らしい人が覗きますが、ちょっとためらって通り過ぎます。わたしも事前に情報チェックしていなかったら入りにくかったかも。
でも、ほんとうは、こういう地元の人が来る店がいいんですよね。
いろいろあって、迷うなぁ・・・
初めての店では定番に。ということで、八丈島しまずしを注文しました。
寿司のほかに味噌汁とサラダが付くのはふつうだとしても、切り干し大根の煮物とおでんまで出てきました。寿司のネタは、甘めのまぐろの漬けです。申し訳ありませんが、途中から醤油をすこし垂らしました。ほかのものもみな、やさしい味付けです。飽きのこない家庭の味です。
サラダには、小魚とワカメと、りんごまで入っていました。
さらに、途中でクッキーも出してくれました。黒糖の素朴な味が口に広がります。
地元の人らしい中年女性2人が何を頼んでいるのか気になり、ちら見。おひとりは、ことぶき定食。もうおひとりは、むぎとろ定食。
大根ずしもいいなぁ・・・。メニューには載っていませんが、窓に八丈うどんという張り紙がありました。ぜんぶ、食べてみたい。すでに満腹で苦しいほどなのに、次に食べるものを考えならがら店を出ました。
まとめ
もっと美味しい島寿司を出す店はいくらでもあるでしょうが、やっぱり近所の人に親しまれる店はいいですね。散歩で出会うものは、そこに住む人にとっての日常ですが、わたしにとっては非日常。新鮮で、こんなところに住みたいなと思いますが、自分の日常も見直して大切にしないとね。