ドイツパンの試食会に参加して、ドイツの合理的な食事について考えました

地元で本格的なドイツパンを焼いている店の試食会へ行ってきました。

下になっている大きいのがビアブロート。ライ麦60パーセント、スペルト小麦(古代小麦)の全粒粉40パーセントを黒ビールで仕込んだものです。

上のほうがメアーコーンブロート。ライ麦100パーセントの生地に、ひまわりの種、アマニ、白ゴマを練り込んでいます。

日本の惣菜パンや菓子パンのようなものとは違い、まさに主食。五穀米のような感じで、これだけで栄養満点です。

erman bread

スライスする前のパン。

erman bread

地元野菜をサンドしたボリューム満点のサンドウィッチ。パンはしっかりとした噛みごたえのあるゼンメルというものです。左のサンドに入っているのはブラックペッパーがついたペッパーシンケン。右はロースハムとクリームチーズ。

erman bread

サンドウィッチは豪華な朝食をイメージしたものだそうですが、さて、スライスしたほうのドイツパンは、どんな料理と合うのだろうか気になりました。

そこで、ネットでドイツの食生活について調べところ日本とはずいぶん違うことが分かりました。夕食には火を使う料理は作らず、パンにチーズやハムをはさむだけだそうです。軽い夕食は胃もたれせずよく眠れるそうです。そのうえ主婦の家事も軽減されるので合理的。たしかにそうかもしれません・・・。

昼食はあたたかいものをしっかりと食べるそうです。でも、いまの時代、家に帰って食べることはできないでしょうから外食ということになるのでしょうか・・・?

ドイツでは、平日はシンプルに、週末に家族そろって食事を楽しむそうです。

とても合理的ですが、生きるために食べるというより食べるために生きているわたしには、すぐに真似はできません。試食会をきっかけに、食のあり方についてちょっと考えさせられました。

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