<今日の気持ち>動画と静止画について思ったこと

ほとんど撮ったことのないデジカメの動画。

説明機能にすぐれ、便利で楽しい動画ですが、それほど撮りたいと思わないのはなぜなのか?動画と静止画である写真の違いって、なんなのか? 考えてみました。

1分の動画には、1分という時間が映ります。 では、シャタタースピード1/100秒の写真には1/100秒しか映らないのか?写真は時間の断片なのか?いえ、そんなことはありません。

同じ場所の同じ被写体が、撮る人の感性で千差万別の写真になります。逆に同じ1枚の写真が、見る人によって様々な異なる思いを抱かせます。1/100秒ではなく、過去と未来のたくさんの時間が内包されているからです。

状況を説明し、伝えるには動画のほうが優れています。写真の場合、見た人が撮影者の意図とは違う感想を持つかもしれません。しかし、そこが写真の醍醐味であるとも言えます。

スナップに限らず、景色であれ、花であれ、人物であれ、自分が撮りたいと思った一瞬を切り取れた時の喜びは、魚を釣ったり、獲物を捕えたりした時の本能的な満足に似ているように思えます。

そんなわけで静止画である写真の方が好きなのかもしれません。

わたしには、3人の楽しそうな会話が聞こえてきます。

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