今月の読書 2020/06

2020年6月に読んだ本

柿

1. 困難な結婚 内田樹著 2016/7/4

相手のことを完全に理解するなんてことはできません。最初から自分にピッタリの人を探すのは無理。でも、山あり谷ありの人生で、ひとりでは乗り越えられなくても、ふたりなら出来ることもあるはず。年月を積み重ねて、互いに成熟した年寄りになっていくのが結婚かもしれませんね。

2.ひとりでは生きられないのも芸のうち 内田樹著 2011/1/7

「サル化する世界」が貸出中だったので、待っている間にと思い借りたのが「ひとりでは生きられないのも芸のうち」。

I cannot live without you.あなたなしでは生きていけない。ずっと元気で生きていて欲しいと健康と幸福を願う予祝の言葉を受けた者は、同じメッセーで相手に応じることになる。根元的な意味での贈与である。

自分には、そんな「あなた」がいるだろうか。

3.サル化する世界 内田樹著 2020/2/27

内田樹、3冊目。どれもタイトルのつけ方が人目を引こうとして、かえって内容をわかりにくくしている気がして残念。でも、内田樹はもう少し読み続けるつもり。

4.知的インターネット生活術 鷲田小彌太著 2000/9/1 

地元図書館で除籍になった、なんと20年も前の本をもらってきました。わたしがちょうどパソコンそしてインターネットを始めた頃のもの。

2020年、必需品となったインターネット。だれもがその便利さを享受している今、はたして人は本当の知的生活を送っているのだろうか?

5.噂は噂(壇蜜日記4) 壇蜜著 2018/1/4

神保町を散歩中に書泉グランデのそばを通りかかり、学生時代に本を買うともらえた栞はまだあるのだろうかと懐かしくなって店に入り、ふと目に止まったのが、この本でした。

栞は今もありました。

6.シニアの読書生活 鷲田小彌太著 2008/10/24

「知的インターネット生活術」を読んで、鷲田さんは他にどんな本を書いているのだろうと探したところ、この本が地元図書館にあったので早速借りました。

言葉は人間だけが持つ。その言葉で出来上がったのが本であり、人間に欠くことのできないものである。鷲田さんによると本を読む人の顔は美しい、そうです。俄然、本を読みたくなりますね(笑)。

7.稚拙なる者は去れ ~天才心臓外科医・渡邊剛の覚悟~ 細井勝著 2014/811

4月に心臓手術を受けたニューハートワタナベ国際病院の総長渡邊剛先生について書かれた本。手術前は気持ちが落ち着かず読む気にならなかったので今頃になりました。この本は病棟の休憩場所にも置かれています。先生ご本人が書かれたものではありませんが、書かれている内容には納得されているということでしょう。手術はもちろんのこと、診察も、そのうえ握手を2回もしてもらいましたが、わたしの場合は紹介状を持って伺い即手術予約、幸いなことに経過が順調で予定通りの短い入院期間という経緯なので、親しくお話しすることはありませんでしたが、本を読んで改めて先生に出会えた幸運に感謝します。

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