65歳は介護される側だと気づいた日

地元で開かれたプログラミング講座に、普通のプログラミン講座だと思って通い始めましたが、よく考えたら主催が役所の「健康介護課」ですから、私たち受講生は介護対象者で、なるべく要介護にならないように、健康寿命を伸ばすために開かれた講座なのでした。プログラミングは目的ではなく手段だったのです。

そう考えると、一番大切なのは楽しむことで、わたしたち高齢者が作ったテキストが完璧でなかろうが、高齢者が講師役を務めることで講座の進行がもたつこうが、なんら問題ないということになります。

電車で席を譲られたら喜んで座ります。入園料が割引になると嬉しいです。体力の衰えは痛感しています。でも、純粋にプログラミングを学ぼうと参加した講座が役所の高齢者支援の一環だと気づいたら、なんだか微妙な気持になりました。「皆さんによい時間を過ごしてもらいたい」と役所の人に言われても、素直に喜べない自分がいます。

でも、まぎれもない高齢者。自分の年齢と立場を忘れていました(笑)。

ほんとうは、好きなことに夢中になって自分の年齢をすっかり忘れていたというのがベストですよね。若い人と同じようにできなことも出てきますが、最初から高齢者向けにすると、主催するほうも参加するほうも、まぁこんな程度でいいでしょという甘えが出てくるような気がします。老人のひまつぶしでは残念です。

でもまぁ、キッカケがなんであれケッカがよければ、すべてよし!です。プログラミング講座は面白かったし、ためになったし、知り合いも増えました。

西浦漁港

江ノ島の西浦漁港へ通じる道の途中に建つ家。私有地と書かれていたので登れませんでしたが、階段の先にはいったい何が?興味をそそられるものはどこにでもあります。いつくになっても面白いものを探し続けたいな。

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